●これからの10年 団塊ジュニア1400万人がコア市場になる!―マーケティング戦略の狙い目はここだ! 三浦展(著)
これからの10年 団塊ジュニア1400万人がコア市場になる! ― マーケティング戦略の狙い目はここだ!
先日の「スピード起業・完全習得セミナー」で、必読とされている本です。既に絶版となっており、入手することは非常に困難です。私は近くの図書館で借りました。
読んでみると、著者の分析のすごさに驚かされます。どの世代をターゲットにし、何を売っていけば良いのかが分かります。2年半前に出版された本ですが、現在のマーケットで、かなり当たっている箇所もあると思います。
私がメモした部分を以下に書きます。こういった分析書を読むのも楽しいです。
日本の人口は2006年をピークに減り続けていく。少子化が進んでいるので、家族の形態も変わっている。
今後は高齢の「夫婦のみの世帯」や「単独世帯」が増える。既に物を持っている世帯である。
これから伸びる市場は、まず高齢者。今後、個人中心の社会になっていくと、誰もが常に自分をケアしてくれる人を持たなくなる。
したがって、今まで主婦が担っていたケアの機能を個人がお金を出して手に入れるようになる。
9つのケア市場が今後は伸びる
1)個人家庭向けコンシェルジュサービス
2)教育サービス
3)企業団体向けサービス
4)住宅関連サービス
5)子育てサービス
6)高齢者ケアサービス
7)医療サービス
8)リーガルサービス
9)環境サービス
今後、団塊の世代が退職を迎える。お金は持っていて、暇もある。健康に気を使うため、健康食品やサプリメント、散歩や出かけたときに携帯したり使用する商品(ウォーキングシューズ、デジカメなど)の市場が活性化する。
中高年はクオリティの高い商品を好む。また、家が狭いため、家の外の様々な体験にお金を使う。
団塊ジュニア(78年生まれ前後)はこれまでに数々のブームを生み、新しい価値観を作ってきた(コギャル、プリクラ、たまごっち)。団塊ジュニアはマイベストライフを思考する。
限定感、希少価値の高いものを買う。
家にすら自分の手を加えたいので、自分で設計するコーポラティブハウスが伸びる
今後、コンシェルジュ的なサービスが必要となる。自分のニーズに適した商品を選びたいと思ったときに、相談に乗ってくれる人がいれば、より納得がいく。その専門分野に詳しいアドバイザー的な役割が求められる。
などなど
●すごい会議-短期間で会社が劇的に変わる! 大橋 禅太郎 (著)
読んだだけで「すごい」と思い、やってみようという気になります。いままで何冊もコーチングやファシリテーションに関する本を読んでいますが、これだけ簡潔に、また納得させられた本はありません。
もともと厚くはない本ですが、著者が会社を興したときの話が3分の1以上あるので(それはそれで面白いです)、会議だけに絞れば60~70ページくらいです。15分~30分もあれば読めるでしょう。本は薄いし若干説明不足の間はありますが、やってみて初めてそのすごさを実感するのだと理解しました。
まずは、出席者が勝手に意見を言うのではなく、全員が自分の考えを紙に書いてから発表する事だけでも始めてみたいと思います。
目的:すごい会議とは何か? 今後の仕事に使える方法はあるか?
予習:1分
フォトリーディング:2分(パラパラと5回くらい)
復習:1分
スーパーリーディング&ディッピング&高速リーディング:15分
(最後は普通に読んでました。どうもカタカナの登場人物が出てくると理解が遅れるんです)
P.S.
一昨日、書店で本を8冊買ってきました。昨日は2冊 + amazonからの配送が2冊。そして、現在発送中のが2冊。"すごい会議"は、その中の1冊です。
また、以下の本も偶然書店で購入した1冊ですが、本をパラパラめくった時、"スピード読書法"に妙に納得したのが購入理由です。「本は買ってきた日が、一番早く読める」と書いてありますが、その通りだと実感します。最近は会社帰りに本を買っても、自宅へ着く前に1冊読み終わっています。
マインドマップの呪縛(これは自分に対する呪縛だったわけですが)が解かれてからは、急に本が増えてきました。書籍代に気をつけないとまずいです。
●バッドラック 水野敬也(著)
「ウケる技術」の著者 水野敬也氏による小説です。帯のコメントにはあの堀江貴文氏の推薦文が。「今年、一番買収したい本」
何を書いてもネタばれになってしまうので、うまく紹介できませんが、私は勇気と元気と笑いをもらいました。それと、著者の非凡なる才能も。
30分くらいで普通に読めます。
amazon のレビューでは賛否両論ありますが、良い評価も、悪い評価も、どちらの書き込みも納得できる、不思議な本です。
●「朝」日記の奇跡 佐藤伝(著)
いままで、毎日、手帳や日記をつけようと苦労してきたのですが、なかなか継続しませんでした。
まだはじめて1週間しか経っていないのですが、とりあえず、継続している日記をご紹介します。
少なくとも、この本を読んで、毎朝 Excel シートに日記をつけるようになりました。いままで、1週間と続かなかった日記ですが、この方法はなぜか続けられます。
「朝」日記がどんなものであるかは、まんだら日記のページをごらん頂ければイメージはつかめると思います。
このページで売っているソフトは必ずしも買う必要はありません。本には手軽に自分でも作成できる方法が載っています。では、なぜこんな私でも続けられるのかを考えてみました。
・簡単(本当に毎朝3分くらいです)・マスが空いていると埋めたくなる(お題目を与えられると、思い出すものです)
・朝は昨日のことが客観的に見ることが出来る(冷静に記入している自分がいます)
日記やメモが続かない人は一度この本をご覧になることをお勧めします。著者の文面がとてもやさしくて、気持ちよく読めます。
あと、本にも書いてあるのですが、最初の1週間くらいは悪い事は書かない方が良いです。私は関係なしに良いことも悪いことも、思い出すことは全部記録しようと思って書いていたのですが、3日目くらいから挫折しそうになりました。
目的:「朝」日記とは何か?
予習:3分くらい
フォトリーディング:3分くらい(3回)
復習:3分くらい
スーパーリーディング&ディッピング:20分くらい
(最近きちんと記録を取ってないので、時間があいまいです。詳細はP.S.で)
Excel 版 朝日記のテンプレート作成:30分くらい
こちらのムック本を読んだのですが、それからは、なんか、もっと気軽に読もうと思って、しばらくはマインドマップを書くのをやめました。
マインドマップを書くと記録が残るので後で見返すのに良いのですが、どうしても時間がかかってしまうのでフォトリーディング自体が継続しない(やりたくなくなってしまう)のです。
そんな気軽に考えるようになってからは、1日2冊くらいは本を読んでいます。フォトリーディングと復習は前日の夜にやって、活性化は通勤電車で片道1冊ずつ読んでいます。(片道30分程度です)
●ホンモノの文章力―自分を売り込む技術 樋口裕一(著)
この本は150万部を突破した頭がいい人、悪い人の話し方の著者 樋口 裕一氏が得意とする小論文指導に関する著書です。ちょうど、神田昌典氏の実践オーディオセミナーを聞いて興味を持ったので、読んでみました。テレビでも紹介されたそうで、店頭で山積みになっている書店もありますね。
「文は自己演出」であって「頭の良さを演出するゲームである」という持論から、読者をどのように唸らせるかについて、具体的に演習問題を混ぜながら書かれています。
小論文とは、意見文であって文章力は必要ない、イエス・ノーを答える文章である。また、文には「型」があって、まずはこの「型」さえ理解していれば論理的な文章になるということです。
型とは以下の4部構成から成り立っています。
I 問題提起 - イエス・ノーの問題提起
II 意見提示 - イエス・ノーのどちらの立場を取るかを示す
III 展開 - 根拠を示す。文章全体のの30~40%
IV 結論 - 全体整理。イエス・ノーをはっきり述べる
この「型」を理解するための演習問題も結構豊富にあって、回答自体も納得するものです。
IIの意見提示で意見を全て書いてしまったり、「確かに」の後で逆説について説得力のありすぎる文章を書いてしまうと IIIの展開のインパクトが薄れるため、調整することが必要であるなど、細かな Tips も含まれています。
さすが、小論文添削の権威である人の文章ですから、読みやすく説得力があります。また、以下のサイトには受講生の模範解答が載っていますが、小学生の文章ですら引き込まれる力があります。
http://homepage2.nifty.com/higuchi/index_all.htm
添削指導もされているそうなので、一度申し込んでみようかとも思っています。
http://www.hakuranjuku.co.jp/
目的:型を利用した文章の書き方を知りたい。
予習:3分
フォトリーディング:6分(3回)
復習:3分
マインドマップ:30分
●手帳活用術
最近また、手帳関係の本を買いました。以下の本なのですが、600円の文庫本にも関わらず、2色刷りで読みやすい本になっています。
この本では、
・毎日、定期的に手帳を活用する(見る、書く)
・目標を記述する
といった内容のことがノウハウも合わせて具体的に記述してあります。
この本では、他の有名な参考文献を引用し、例を記述することで納得感があります。
今までにも同じような本を定期的に読んでいるのですが、共通して言えるのは、手帳を、仕事に限らず、日々活用し、目標を記載し、そして個人の生活の羅針盤にするということだと思います。
私はフランクリン・プランナーを使っていますが、時期によって使い方が異なっています。予定表はあくまでも Outlook + PDA を使っていますので、今現在は、フランクリンプランナーには、あった事を書いているだけですし、メモ欄も思いついた事を思いついた時に書いているだけです。
以下の本は私が今まで読んだ関連本です。毎日続けることは難しいことではありますが、これらの本を参考に今後も活用していきたいと考えています。
一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法
とても有名な本ですね。私の手帳活用もここから始まったと言って良いと思います。
7つの習慣 最優先事項―「人生の選択」と時間の原則
7つの習慣から、最優先事項に特化して記述した本です。定期的に読みたい本です。
TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究
こちらも、フランクリンプランナーを使用する際のバイブルとされる本です。この本を読んで、実践した後はタイトルどおり、心の安らぎというか、気持ちが楽になる感覚を受けました。
人生は手帳で変わる 3週間実践ワークブック
最近、フランクリン・コヴィー・ジャパンから出版された本です。初めての方はここから読み始めても良いと思います。とても分かりやすいです。
夢が見つからない人のためのシンプルな習慣 1日3分「夢」実現ノート
他の本とはちょっと違いますが、ノート(手帳)を、計画からはじめるのではなく、記録からはじめることを薦めています。私も、手帳の利用が進まないときには、記録だけでも取る様にしました。
三色ボールペン情報活用術
私の手帳は全て三色ボールペンで記録されています。
「重要だと思うところ」に赤、「やや重要だと思うところ」に青、「自分が面白いと思ったところ」に緑ですね。
仕事を成し遂げる技術―ストレスなく生産性を発揮する方法
フランクリン・プランナーの考え方とはちょっと異なる本です。仕事を受けてからシンプルで効率的な方法でどう処理するかの方法が書かれています。
ちなみに、この本の著者の方法もかなり有名で、関連ソフトも出されています。
著者のサイトはこちらです。
私もそのページで紹介されている Getting Things Done Outlook Add-In(略して GTD Add-in)を試用しましたが、会社組織の中で利用するにはちょっと難しいと思い、現在は使っていません。しかし、合う人にはとても有効な方法、ツールだと思います。
●<女子大生会計士の事件簿>世界一感動する会計の本です[簿記・経理入門] 山田真哉(著)
<女子大生会計士の事件簿>世界一感動する会計の本です[簿記・経理入門]
こちらにも書いたのですが、中小企業診断士の試験を受けようと思いまして、まずは一番自分と縁遠そうな会計に関する本を購入しました。
この本の作者は以前読んださおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学で知っていたのですが、やっぱり読みやすい本でした。
簿記とは「帳簿記入」の略であることすら知らなかった私ですから、何もかも殆ど初めてでしたが、「複式簿記」の感じはつかめたのではないかと思います。
物語は、たまごの国の2人の少年が店を始めて、帳簿を付けるところから始まります。そこにはちゃんと出資者がいて、たまごを売った利益をきちんと帳簿(複式簿記)に付けて行きます。
素人が疑問に思うことをきちんと説明してあって、すごく読みやすい本です。
これを読むことで、どれだけの知識になるのかは分かりませんが、少なくとも言葉の意味はある程度理解できるようになると思います。
こちらの本も評判が良いらしいので、機会を見て読んでみようと思います。
<女子大生会計士の事件簿>世界一やさしい会計の本です
女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様
女子大生会計士の事件簿 (DX.2)
フォトリーディング: 物語だったのでしてません。1時間くらいで読めると思います。
●男の服装術 落合正勝(著)
今回はちょっと趣を変えて、服装についてです。
服装といっても普段着ではなく、仕事で外出する際の服装で、スーツや靴のことです。
人の第一印象は数秒で決まるといわれています。その最初の印象が悪ければ、取り返すのは非常に時間がかかります。
逆に第一印象が良ければ、スムースに仕事を進められると思うのです。これも、仕事を効率的に進めるための知恵だと思います。
もちろん、服装だけではなく、話し方や仕草も重要なポイントです。
以前参考にした本は以下の通りです。
外見を考える、良いきっかけとなった本
男の仕事は外見力で決まる
次に読んだ本。上の本と結構かぶっているかも
魅せる技術―ビジネスでモテる、自己演出の教科書。
男の目からも見ないと
[新版]男の服装術 スーツの着こなしから靴の手入れまで
その後、私は
・安いけど、体に合わせたスーツを2着
それまでは、以前もっと太っていたこともあって、だぼだぼのスーツでした・安いけど、オーダーして作ったワイシャツ
それまでは、楽だけど、首周りに余裕がありすぎるシャツばかりでした・靴を3足(ちょっと高め)
それまでは、リーガルの靴ばかりで、履き捨てていました。・靴磨きセット(ブラシを全色分、クリーム、リムーバー、靴用石鹸などなど)
それまでは、塗れば光る液体クリームを使うくらいでした。それらの靴は、呼吸が出来ないので1,2年でぼろぼろになってました。・シューツリーを5セット
それまでは、プラスチックの安いシューキーパーを入れていただけでした・ちゃんとした木製ハンガーをスーツ分
それまでは、肉厚はあるけれど、プラスチックのハンガーでした・ちょっと高めのボールペン
それまでは、安い300円の4色ボールペンか、会社の備品の1本100円くらいのシャープペンでした
関係ないけど、
・歯科医で歯のヤニ取り(1回当たり3000円x3回(保険未適用))
などを購入しました。(ちょうどボーナス時期だったのですが、お金はすっかり無くなりました)
今でも靴はきちんと磨くようにしていますが、気合を入れると本当にきれいになって、気持ちの良いものです。
こちらのお店で靴の磨き方を教えてもらいました。ブラシやクリームもこちらで買いました。靴に関する知識もとても豊富です。
http://www.lifegear-tradingpost.com/index.htm
靴の手入れの仕方は、このページが参考になると思います。
私もまだまだ改善しなければならないところは多いのですが、外見や話し方で損をしている人は、本当に多いと思うのです。
あなたもシワだらけ、泥だらけの靴を履いていませんか?