2005年3月11日

●ファミリー7つの習慣 家族実践編〈上〉家族にも原則があった!"

ファミリー7つの習慣 家族実践編〈上〉家族にも原則があった!
ファミリー7つの習慣 家族実践編〈上〉家族にも原則があった!

残念ながら Amazon にはずいぶん前から在庫が無いので(下巻はあるのですが)、Franklin Covey 社へのリンクです。

主な方法は「7つの習慣」と変わりありません。でも、本の中にあるエピソードが心温まり、また考えさせられる内容になっています。

家族でミッションステートメントを作り、週に1度は1対1で話し合える時間を作ることがとても重要であることを考えさせられました。

一時停止ボタンの考えは参考になります。事前に一時停止のボタンを決めておいて、家族の中で討論になったとき、一時停止ボタンの合図をします(言葉でも構いません)。この状態を続けていれば、今後どうなってしまうかを一人ひとりが考えます。

そして、自分が悪いと思ったときにきちんと誤ることが必要で、もちろん子供に対してもそうです。他にも、親切にすること、その場にいない人に対しても誠実になること、約束しそれを守ること、許すことで信頼残高を貯めていくことが重要であると述べています。

数ヶ月前、家族が楽しく暮らせるための本は無いか、かなり探し回った記憶がありますが、これこそ探していた本でした。

この本を読んで「家族のミッションステートメントを作ろう! そして、毎週結果について話し合おう!」と決めました。

私は上巻を図書館で見つけましたが、ご家庭をお持ちの方は是非読まれることをお勧めします。下巻もすぐに読む予定です。

目的:家族が幸せに暮らすための方法を知りたい

予習:4分
フォトリーディング:10分(2回)
復習:7分
マインドマップ:40分

Posted by ten at 01:18 | Comments [1] | Trackbacks [0] このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加
2005年3月 8日

●ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある マイク マクマナス(著)

ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。
ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。

「ワクワクする事を見つけて小さな一歩を踏み出そう!」

これが、私がこの本を読んで一言でまとめた言葉です。

はじめに、誰もが信じているウソが書かれていますが、妙に納得してしまいます。

・責任感とは、自分のしたい事をするのであって、心が落ち着いていれば、家族や社会にも貢献できる。

・適性が無くてもワクワクする事ならやろう! 適性があってもやる必要は無い

・下手でも心を燃やせるならやり続けよう! 自然にやる気が出て上手になるし、幸せで満足できる。

・決断は必要ない。最善はぐずぐず先に延ばすこと。情報を集め、消化し、明確になるまで時間を稼いでいるのだ。

・優先順位はつけない。リストの一番最後にあるのが実際は一番楽しいものかもしれない。全て実現しよう。


文面は全然違いますが、こんな感じです。


次にやりかたとして

1)自分のワクワクする事を全部書き出そう!

2)ワクワクする事は全てすぐに実行しよう!

3)同じ量の情熱を傾けよう! (同じ量の時間ではなく、それをしている間はそのことだけに一生懸命になろう)

4)小さな一歩を踏み出そう!(50のやりたいことがあれば、50の一歩を踏み出そう)

この順番でやって行こうと書かれています。

好きなことをやっていれば、仕事は向こうからやってくる。
小さな一歩として、好きなことの周りをうろつけば、仕事は必ず見つかるそうです。

うまく感じたことを表現できないのですが、まずは楽しいことを見つけて整理することからはじめたいと思います。

目的:どうすればワクワクする人生を送れるのか

予習:4分
フォトリーディング:6分(2回)
復習:5分
マインドマップ:40分

Posted by ten at 03:32 | Comments [0] | Trackbacks [1] このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加
2005年3月 4日

●ハイパワー・マーケティング ジェイ・エイブラハム(著), 金森重樹(翻訳)

ハイパワー・マーケティング
ハイパワー・マーケティング


自分は企業家でもなんでもないのですが、この本を読んで良い意味で「やられた!」と思いました。

・この本に書かれている手法によって購入させられた製品や商品が数多くあること

・他のマーケティング本でも同じような内容が書かれているものが多いこと


社長さんやマーケティングが仕事でない方にも楽しく読める本だと思います。

以下私の気づきのさわりを


世界で最初じゃなくてもかまわない。こんなことでブレークスルーは生まれる。

・ドミノピザは30分以内に届けられなければ返金するとしただけで圧倒的なシェアを取った

・3Mは偶然開発されたポストイットの使い方(目的)をはっきりさせることでヒット商品を作った

・スターバックスはヨーロッパ風カプチーノをアメリカへ持ち込んだ


他の人が限界だと思っていることを利用し、新しいことを考えればよい


USP(ユニークセリングプロポジション:独自の売り)を作る

・クライアントに対する大きな売りを見つける

・USPは絶対に果たすことが重要。実行できなさそうな場合には他のUSPを考える。

・全ての場面(広告、セールスレター、販売員)でUSPを表現する

リスクリバーサル(購入する際の障害を取り除く)

・保証制度の拡充(返金制度、2倍の返金、ライバル会社製品を購入してあげるなど)

・きちんと実行できるものを選ぶのが必要である

選択肢を増やす

1) 製品とサービスの追加

2) ボリュームを増やす

3) 組み合わせを増やす

テストマーケティングを繰り返す。例えば

・キャッチコピーの違い

・どの雑誌への広告か?

・どのメーリングリストへの広告か?

・ラジオ広告であれば、どの時間か?

・価格は?

・保証制度は?


など、変化を加えて小さなテストを繰り返す。これらを比較してベストな選択肢を探す。
クライアントがどのテストから応募したかを判断するために、クーポン番号や、係名、担当者(仮名でも可)などでトラッキングできるようにする。


そのほか、ジョイントベンチャー制度や、紹介制度などまだまだ書き足りない話はあるのですが、ひとまずここまでにします。

繰り返しになりますが、販売に関わっていない方でも、楽しく読める本です。
本も厚く、ボリュームもあるのですが、非常に読みやすい文章なので最後まで読み続けられると思います。
私も今度は楽しく読むために高速リーディングするかもしれません。


目的:マーケティング、Salesに関する新しい考え方を知りたい。自分がやるとして、まず手始めに行えることは何か?

予習:5分
フォトリーディング:7分(2回)
復習:8分
マインドマップ:35分

Posted by ten at 03:20 | Comments [5] | Trackbacks [3] このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加

●わらし仙人の30倍速読術

わらし仙人の30倍速読術―往復の通勤時間で、年間600冊読めたら、人生が変わります!
わらし仙人の30倍速読術―往復の通勤時間で、年間600冊読めたら、人生が変わります!

悪い言葉で言うと、この本はフォトリーディングのパクリと思われてしまうかもしれません。

例えば、

・右脳で本を読む

・時間を区切って読む

・ページをパラパラめくる(=フォトリーディングのステップ3)

・3D読み(=フォトリーディングのフォトフォーカス)

・呼吸法

なんていうのは、フォトリーディングとかなり似ています。でも、逆にこの本を読むことで、自分にも速読ができるという気になるのではないかと思います。できると思うことが重要で、アファメーション(肯定的暗示)になります。

文字を高速に読む方法はフォトリーディングには無い(と思うので)二行読み、三行読み、五行読み、ブロック読みなどの読み方は参考になります。特に私の場合、高速リーディングをやるときはどうしても文字を頭の中で読んで、頭の中で聞いてしまうために遅くなってしまうのですが、(私はおそらくエブリデイ・ジーニアスで書かれている5つの学習パターンの聴覚型です)ぜひ、この読み方は実践してみたいと思います。

ひとつだけ気になったのは、本にボールペンでチェックするというところなのですが、これをやると二度と線を引いていない箇所には目が行かないと思います。フォトリーディングで活性化を行う際の目的(質問)が変われば当然ディッピングする箇所も変わってくるわけで、線を引いてあれば、どうしてもそこへ目が行ってしまいます。
私も以前は三色ボールペンで本に線を引いていたのですが、今は本には使っていません。(ノートには使っています)

フォトリーディングをやった人なら、内容もすんなり頭に入るし、読みやすいのでおそらく10分もあれば十分読めると思います。

目的:(目的を作る前に読めてしまった)

予習:5分
フォトリーディング:0分
復習:0分
マインドマップ:0分

予習をしようと思ったら5分で読めたのでフォトリーディングはやってません。
あとは実践あるのみですね。

Posted by ten at 00:47 | Comments [0] | Trackbacks [0] このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加
2005年3月 1日

●週末起業を超える成功のやみつき法則 藤井孝一(著)

週末起業を超える成功のやみつき法則
週末起業を超える成功のやみつき法則

この本はまさに納得する時間の使い方の本です。ただ、実際には同じようなことを思っていても、なかなか実践に移せずにいます。時間を有効に利用することで、もっと勉強する時間を作りましょうということです。

まず、「忙しい」「時間が無い」と言うけれど本当にそうなのかを考えます。余った時間で何かをしようとしてもそれは無理で、明確な目標を立てることが重要であると書かれています。

生活パターンや時間の使い方を変える内容としては

・始発電車で通勤する 何時に起きても起きるときはつらいのです。

・早朝の喫茶店に行ってみよう
目標を持った人たちが勉強していて刺激になります。

・退社後にひと仕事やる場所を見つけましょう
混んでいる電車で帰るより、ひと仕事(ひと勉強)してから空いた電車で帰りましょう。
漫画喫茶やレンタルオフィスなどもあります。

・飛行機に乗るより、新幹線
自分の時間をしっかり取る方法を選びましょう

などがあります。


考え方の気付きとして

・自分の仕事は生きがいであるか? 自分のやりたいことをビジネスに結びつけよう

・人付き合いを替える
人と合うことは勉強すること。

・期限を区切る
目標を自ら宣言し、時間を管理しましょう。
目標達成までの時間を逆算しましょう

・別の視点に立ってみよう
東京タワーの展望台に乗るのも良いかも

・重要度の高いことを放置しない
最初に重要度の高い仕事の時間を確保する

といった内容が私の気付きです。

まだまだ書ききれない Tips がふんだんに書かれています。
時間をどう作り、何をやればよいかが明確に書かれている本です。生活パターンを変えるきっかけになると思います。
残念ながらフォトリーディングで読むにはあまり向いてないと思います。(質問が明確化されていれば良かったのですが)

目的:生活パターンを変えるための気付きを知りたい

予習:2分
フォトリーディング:10分(3回)
復習:8分
マインドマップ:37分

Posted by ten at 02:09 | Comments [0] | Trackbacks [0] このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加
2005年2月26日

●「仕事ごころ」にスイッチを! 小阪裕司(著)

「仕事ごころ」にスイッチを!―リーダーが忘れてはならない人間心理の3大原則&実践術
「仕事ごころ」にスイッチを!―リーダーが忘れてはならない人間心理の3大原則&実践術

「人にはスイッチが入る瞬間がある」
これは皆さんも感じることと思います。

スイッチが入ることで、「その人が持つ資源や才能、秘めたる力を発動させ、見違えるほどの人間になる。」のだそうです。
確かに!

スイッチを入れる方法として3つのステップがあります

1) 快と結びつける
魂のごちそうによって、人は快になり、脳が活性化します。魂のごちそうとは、他人からのねぎらいのことで、「ほめられる」との違いは、相手に対する敬意があるかないかです。

2) 意味を与える
「なにをやるか」ではなく「なぜやるか」を伝えないといけません

3) 演じさせる
相手の役割を思い切り期待し、あとはただそのように接することで、相手も期待した役割を担ってくれます。

そして、不可能といわれるプロジェクトを乗り越えることで、誰もがヒーローになれます。

ヒーローを加速させる方法として
1) 環境を快にする - 好きな物を近くに並べるとか、心地よいBGMを流す例が載っています
2) コスチュームを作る
3) シンボルを作る
4) お客様の声を貼る
5) 合宿
があげられていますが、私は特に合宿は効果的であると感じました。プロジェクトスタート時の結団式の意味で少し遠いホテルや旅館を借りて合宿を行うことで、効果的なスタートが切れるのではないかと思います。

これらの方法は、別に社長やマネージャでなくても、一般社員のレベルでも始められる事が多いと感じました。
「魂のごちそう」とは、いい言葉ですね。私も実践します。

目的:どうすればスイッチが入るのか具体的な方法を知りたい

予習:3分
フォトリーディング:8分(3回)
復習:5分
マインドマップ:25分

Posted by ten at 04:31 | Comments [0] | Trackbacks [1] このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加
2005年2月25日

●メール道 久米信行(著)

メール道
メール道

もう電子メールを使い始めてから15年くらいになります。
もちろん最初はインターネットにつながっているお客様も少なくて、もっぱら社内メールとして使用していましたが、それでもメールのエチケットは心得てきたつもりです。

この本では、そんなエチケットのレベルではなく、メールによって、どうファンを増やすのか、人と深いコミュニケーションが図れるのか、信奉が深まるのかを具体的に説明しています。

例えば、
・お礼メールは、直後に届ける
・短くても心配りのある一行を加える
・お怒りメールには言い訳メールを出さない。電話か面談で少なくとも30分は否定せずに聞き続ける
など、自分にとってあらためて思い出させてくれる内容でした。

特に相手の顔、名前を思い浮かべながら、にこやかな気持ちで、「微笑みながら書く」というのは新しい気付きでした。

もちろん、短文登録(「こ」と入れたら「こんにちは」へ変換)や文例集を予め準備するなどTipsも参考になりました。


目的:メールの作法を知ることによって相手に気持ちの良いメールを出す方法を知りたい

予習:2分
フォトリーディング:7分(3回)
復習:5分
マインドマップ:40分

Posted by ten at 01:12 | Comments [3] | Trackbacks [0] このエントリーを含むはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加