2006年10月24日

●ハゲない、ナエない、デブらない 30代男のメシの食べ方 海老 久美子 (著)

ハゲない、ナエない、デブらない 30代男のメシの食べ方
ハゲない、ナエない、デブらない 30代男のメシの食べ方

 もう、30代と言うには崖っぷちではありますが題名にひかれて読んでみました。

 そういえば、今まで食事についてきちんと本を読んで学んだ事は1度もありませんでした。確かに「食事の量は減らしなさい」とか、「塩分や脂肪は減らしなさい」とか「毎日少しでも運動しなさい」といった話はテレビや雑誌で当然知ってはいるのですが、「じゃ、何を食べればいいの?」というと実は全然わかっていないのです。

 この本では、

  • 午後の長時間の会議で眠くならないためには、どんな食事をとればよいのか?
  • 夜の残業で食事が遅くなる時には、いつどんなものを食べればよいのか?
  • コンビニ、ファミレス、ファーストフード、居酒屋での食事は?

といった、おやじ特有の疑問に答えてくれます。

 はっきり、さっぱりとした文章はアネさん的で、なかなか心地よいです。ただ、本の題名にある「ハゲない、ナエない、デブらない」はあまり期待しない方が良いでしょう。

 食事に関するコラムの集合体として読むと楽しいのではないかと思います。

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2006年10月14日

●Amazonマーケットプレースで購入した本

 最近、立て続けに絶版本を安く購入したので、そのご紹介をします。

 まず1冊目はこちらです。(画像なし)

ほめ言葉の辞典―手紙・スピーチ・セールストーク・コピーライティングetc.で決まるフレーズ集
ほめ言葉の辞典―手紙・スピーチ・セールストーク・コピーライティングetc.で決まるフレーズ集

 鮒谷さんの「平成・進化論。」の第973号 で紹介され、あっという間に品切れ&マーケットプレースで高騰しました。(当時1,200円の本が5,000円~10,000円近くしていました)。現在、1,500円程度の価格で4冊くらい出ています。(すでに無くなっていたらすいません。)

 2冊目はこちらです。

そんなマーケティングなら、やめてしまえ!―マーケターが忘れたいちばん大切なこと
そんなマーケティングなら、やめてしまえ!―マーケターが忘れたいちばん大切なこと

 土井英司さんのビジネスブックマラソンで紹介され、安い中古本はすぐになくなり、3,000円くらいの高い本しか残っていませんでした。今は600円台でも、9冊くらい出回ってきました。(売値を下げた方もいると思います)

 ちなみに、絶版本の価格を定期的に確認する方法ですが、ウィッッシュリストに入れておくといいです。ユーズド品の価格も同時に表示されるので目につきやすくなります。おそらく、価格を見張るソフトもあると思うのですが、私の場合 欲しい時=読みたい時 なのでそのようなソフトは使用していません。

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2006年10月 5日

●カリスマ 人を動かす12の方法 石井 裕之 (著)

カリスマ 人を動かす12の方法―コールドリーディング なぜ、あの人は圧倒的に人を引きつけるのか?
カリスマ 人を動かす12の方法―コールドリーディング なぜ、あの人は圧倒的に人を引きつけるのか?

 コールドリーディングですっかり有名になった石井裕之さんの新刊ですが、ご紹介するのが遅くなりました。

 こういった心理学的な本は、なかなか方法が覚えられず、結局使いこなせないといった印象を持ったことはないでしょうか?

 相手がこういう態度をとったら、反対にこう切り返すというように、反射的な対応が書かれていても覚えるのが難しいです。

 この本では、カリスマになるための12の方法を易しく解説していますが、それほど難しいことを言っているわけでもなく、反射的に対応しなければならない方法もありません。

 たとえば、「ゆっくりあいづちを打つ」「でも、しかし、を だから、そして に言い換える」「相手を包み込むように見る」など、まずは1つ実施するだけなら簡単にできます。一つ一つはかなり納得する方法で、あいづちの例にしても、確かに頻繁にあいづちを打つ人よりも、ゆっくりタイミングを見て深くうなずく人を信頼しようと思いますよね。

 でも、そもそもなぜカリスマ性が必要なのか疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。人を騙して自分だけ偉そうにして何がいいんだと。

 この本はカリスマ性を身につけることによって、チームのパフォーマンスを上げ、メンバーのやる気を上げさせるための方法が書かれています。決して自分のためだけではない事は、この本を読めば伝わってくると思います。

 ちなみに、明日は土井英司さん主宰のベストセラークラブ・メディア交流会で石井裕之さんとお会いする予定です。

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2006年10月 3日

●神田昌典さんの英語手帳 - My English Organizer

 ついに、神田昌典さんの「英語手帳」が予約開始になりました。

 今回は楽天ブックスとの独占契約のようで、Amazonにはまだ出ていません。(後日買えるようになるのだと思いますが)

 イエローバージョンは楽天ブックスオリジナルのようですが、すでに200冊?は予約で完売したようです。

 その他の色も着実に売れていますが、今すぐに予約すべきかは良くわかりません(汗)

 一応、Rakuten のリンクも(アフィリエイト付きで)置いておきます。

【予約】 英語手帳(イエロー)My English Organizer 【予約】 英語手帳(レッド)My English Organizer 【予約】 英語手帳(アイボリー)My English Organizer 【予約】 英語手帳(ブラック)My English Organizer

以下、説明文を引用します

1:英語学習のモチベーションを上げる
2:英会話の実力をアップする
3:語彙を増やす
手帳に3つの機能がついた新しい『英語手帳』ができました。毎日持ち歩く手帳を『英語手帳』に換えることで、一年後にはうれしい成果が待っているはずです。

【特徴】
・元外交官、経営コンサルタント、そしてベストセラー作家の神田昌典氏の執筆。毎 月のアドバイスが、英語学習の励みになります。
・この手帳の大きな目的は、『自分だけの英語の台本』を作ること。毎週一つの質問に答えていくだけで、一年後には英語で自分を表現する台本ができてしまいます。「自分のこと」が英語で話せるようになれば、話の幅がぐんと広がります。
・毎日一つ、英単語が掲載されています。週のテーマに関連した単語だから、頭に残りやすいのが特徴です。
・イラストは、女性に人気の奥原しんこさん。洗練された、デザイン性の高い手帳です。

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2006年9月20日

●気まずい二人 三谷幸喜(著)

気まずい二人
気まずい二人

 三谷 幸喜さんといえば、皆様ご存じの人気脚本家。「古畑任三郎 VS SMAP」がゴールデンで再放送されるそうですが、今回それとは関係ありません。

 三谷さんをテレビで見たことがある人であれば、お分かりいただけると思いますが、かなりの口べたです(個人的にはあれも計算ずくのキャラクタと思っているのですが)。その口べたの著者が大物の女性(女優、アナウンサー、歌手など)と対談をこなしていく様子を戯曲的にまとめたのがこの本です。

 対談自体はかなり古く、今から10年近く前でしょうか?

 この本の読み方として、あえてお勧めしたいのは、口べたな方(私を含む)にとってどう話を進めればよいのかを参考にすることです。13名の女性と対談をこなしていくわけですが、ネタは同じでも何とかなっています。(枝豆ともやしはおなじ大豆であるというネタは、ほぼ必ず出てきますし。)

 単に笑うもよし、きまずい雰囲気を一緒に感じるのもよし、でも1つ気をつけなければならないのは、この対談で2人は雑誌から単行本化する際に許可が下りなかったこと、そして1人は途中で怒って帰ってしまった挙句に雑誌への掲載すら断られたことを忘れないことです。それを対談の失敗と考えるのか、まんまと三谷ワールドにはめられて自分のキャラが負けてしまったと取るのか(私は後者だと思いますが)、それは読んだ方の判断にお任せします。

P.S.
単に笑いたい人はこちらの本もお勧めです。

オンリー・ミー―私だけを
オンリー・ミー―私だけを
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2006年9月11日

●本のプレゼントやってます

月曜日の午後8時締切です。

よろしければどうぞ。

>>「起業家の本質」プレゼントのお知らせ

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2006年9月 8日

●「起業家の本質」プレゼントのお知らせ

起業家の本質
起業家の本質

 皆様こんにちは。しばらくのごぶさたでした。

 突然ですが、最近久しぶりにマインドマップを書いてまで、その教えを深く記憶したくなった本「起業家の本質」を、このブログの読者の方3名に差し上げます。

 と言いますのも、本日(9/8(金曜日))の日経新聞の朝刊、第4面に、この本の広告が掲載されていますが、そこで私のレビューを引用していただいています。

 そのようなご縁がありまして、今回出版社様よりプレゼント用として3冊いただきました。(英治出版様ありがとうございました)

 この本の題名は「起業家の本質」であり、帯にも「起業家以外読むべからず」とあります。もし、あなたが(わたしも)起業家でなくても読むだけの価値と読むための資格は十分あります。

 かのトム・ピーターズはブランド人になれ!でこんなことを言っています。

 朝、出社して机の前にすわったら、まず自分にこう言い聞かせよう。

 「私はたしかに、この会社で働いているが、私はフリーエージェントで、ここには助っ人に来ているにすぎない。そして、その期限を決めるのは、他のだれでもない、この私だ」

 私が勤めている会社ではない。私が会社だ!

 そう、だれであれ(私も含めて)自分は自分自身という会社のCEOであり、起業家です。

 そんな起業家の皆様に是非読んでいただきたく、興味のある方はご応募ください。

 月曜日の午後8時締切、その場で抽選。当選された方から住所をお伺いし、順次発送したいと思います。(すべて私の手作業です(笑))

 このブログは、トップページの閲覧数は毎日50ページビューくらいですから、当選する確率はかなり高いのではないかと思いますが、こればっかりはわかりません。

 では、ご応募お待ちしております。

>>>「起業家の本質」プレゼント応募フォーム

 

 P.S.

今回の日経新聞の広告は、ペンネームではなく本名で出していただきました。そのうえ、誰にも言っていなかったのですが、当日の夕方 smoothさんに見つかっちゃいました(笑) ご連絡、ありがとうございました!密かにに嬉しかったです。

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2006年8月29日

●ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する

ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する
ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する

 この本(ヤバイ経済学)は出版直後くらいに読んでいたのですが、改めて感想を書いてみます。

 内容は多くの方がご存じのとおり、経済学の視点で世の中の仕組みを解き明かす本です。人はインセンティブで動くということ。それはお金だけではなく、道徳感も1つのインセンティブとなりえます。

 この本に対して多くの方が高い評価を上げるのは、みんな同じことを思っていたにもかかわらず、ここまで事例を挙げて分析した本は無かったからでしょう。

 いろんな事に対して比較をしてしまうのは私の悪い癖ですが、たとえば

○○さんにお願いする(店員さんとか、友達とか)のと、○千円の損のどちらが良いかを比較したり

逆に見栄を張って高いものを買ったりする

のも一種のインセンティブですよね?

 そんな風に考えるとまだまだネタは尽きないように思えます。

 ちょっと話をずらして、インセンティブといえば、会社員が真っ先に思い浮かべるのはボーナスでしょう。いくつかの会社の評価システムを見ていつも思うのは、詰めが甘いということです。結局、その仕組みを決めた人の意図にかかわらず、仕組みをうまく利用した人の方が評価が高いなんてことは、多くの会社で起きていることです。少なくとも、より多くの社員の視点でその制度を吟味する必要があるのにそれすら満足にシミュレーションしていない事が多いです。

 私はインセンティブの比重は会社が社員に求める仕事と同じであると思います。

 たとえば、顧客満足度の向上と言いながら、働いた時間の多さ(顧客への請求の多さ)がインセンティブの殆どを占める方へ変更する会社なんて何をかいわんやです。

 最後はちょっと愚痴ってみました。(笑)

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